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  • 2018/12/08 (土)
  •  ことしは、師走前から忘年会の誘いがちらほら。下戸だが酒席に抵抗感はない。まだまだ続く▼宴席の話題はもっぱら“げな話”で、事の真偽はともかく場が賑わうのは間違いない。それが選挙の新人候補や裏取り引き、個人的な家庭内不和に至れば満腹で気分を害するほど。さらに仕事柄、鵜呑みも無視もできず、お開きは自ずと延びる▼酒席といえば、その数と比例する飲酒運転件数。昨年の本県の飲酒人身事故は53件で週末に増える傾向。発生は午後6時から午前0時が全体の3割強を占め、それ以降、同8時までが約4割。前夜の深酒の影響ならば、周囲の配慮が欠かせない▼飲み方といえば、アルコールハラスメント(アルハラ)がある。飲酒と一気飲みの強要や故意の酔い潰しに、下戸への無配慮と迷惑行為など全般を指す。過去、現在を含めて身に覚えはなかろうか。酒どころを自称し、そこに住まう身であれば自重は欠かせない。反省だ▼宴席好きだが酒飲めず。それ故に食に走れば過飲と同じく健康を損ねる。飲食量と話題にも適量と適否適正の自覚が大切ということか▼互いに一年を労う忘年会だ。価値ある楽しいひと時を。

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