HOME>>瀬音
-
2026/04/15
(水)
- あす16日は熊本地震の本震から10年。あすは、熊本城ホールで犠牲者合同追悼式、首長らを対象に防災・危機管理トップセミナーが開かれる。熊本地震で得た教訓を今後どう生かすかが求められる▼郡市は、令和2年7月豪雨災害の被災地となり、復旧・復興に追われていたせいもあって10年前の記憶が薄れていた人は多いはず。昨日、お届けした特集号を作るに当たり、発生当時の本紙を見返すと忘れかけていたことの多さに気付かされた▼例えば、人吉市は麓町の市役所旧庁舎から人吉城歴史館に災害対策本部を設置。旧庁舎が震度5強で倒壊する耐震診断が出ていたため。その後、市役所はカルチャーパレスなどに分散移転し、現在の免震機能を持つ新庁舎建設につながった▼生活面では球磨川南部が断水。水道管の被災ではなく水源地2カ所で揺れによる濁りが発生。各地に給水所が設けられ、数日で解消したが、災害時の飲料水確保の重要性を再認識。続く余震に不安や恐怖を抱く自主避難者も多かった▼南海トラフ地震だけでなく最近気になるのは、天草・芦北地方を震源とする地震の多発。10年前を思い起こし、自宅の耐震対策、持ち出し品の再確認を。