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  • 2026/05/25 (月)
  •  人吉球磨地域から人が減り続けている。最新の調査では、この1年間で1556人も減り、全体の人口は約7万5700人となった▼これは、1年間で人口約900人の五木村が丸ごと一つ消えてしまう以上の驚くべきスピードだ。この厳しい人口減少は、いまや地元の経済や私たちの暮らしを足元から揺るがす深刻な問題になっている▼地元の労働基準協会の資料を見ても、会員となる企業の減少が続いている。特に深刻なのは「会社を継ぐ人がいない」という後継者不足を理由とした廃業▼高校を卒業した地域の若者の多くが、進学や就職を機に都市部へ出て行ったまま地元に戻らない。その結果、せっかく黒字で続けていけるはずの歴史ある店や会社が、次の担い手不足のために涙をのんで幕を閉じている▼地元の企業が消えれば働く場所が失われ、さらに若者が外へ出ていくという悪循環に陥る。この連鎖を止めるのは、経営者個人の努力だけでは限界がある。行政や経済団体、地域が一つになり、事業を次の世代に引き継ぐための手厚い支援や、若者が「ここで働きたい」と思える魅力的な仕事づくりへ、今すぐ具体的な手を打つことが求められる。

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