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  • 2026/04/11 (土)
  •  暖かい季節となり、昆虫類が活動を開始。おまけに、わが家の近くでは野良猫の徘徊が頻度を高め、庭の糞尿も確認済み。ことしも彼らとの格闘が始まった▼動物といえばコロナ禍をきっかけに、空前のペットブームを迎えて5年が経過。ブームといえば終焉は世の常で、身勝手な飼育放棄が深刻化傾向と聞く。飼い始めの“かわいらしい”が、躾の失敗やペットの性格が災いし“うっとうしい”に変化。身勝手な飼育放棄に責任感は皆無だ▼飼育といえばことし1月に亡くなった将棋の元名人、加藤一二三さんを思い出す。以前、野良猫への給餌などがきっかけで地域住民に提訴されている。自費での去勢手術を含めた動物愛護を主眼の正当な行動だが、長年の地域住民の苦悩には同情もする。なお裁判は名人が敗訴し慰謝料を支払った▼わが家には、わが子らと兄弟のように育ち多くの思い出を紡いできた17歳の老犬がいる。やせ細り目も見えないが食欲はそこそこ。老いてもなお懸命に生きる姿が胸を打てばおのずと対応も優しくなる。ペットの恩恵は数知れず▼ちなみにペットの遺棄は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金だ。命を預かる責任は重い。

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