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  • 2026/02/28 (土)
  •  先週までは、いつ春めくかと心待ちの気温も次第に上昇。春を代表する開花が目に優しく心癒やす。中でもその代表格は桜と思う▼気象会社が先日、直近で最新の開花予想を発表したが、郡市は3月27日。そんな日にちにこだわる日本人ならではのサービスがある。撮影した桜のつぼみ画像を、AIが7段階の生長状態で判定し、さらに天候と気温など気象条件を踏まえて予測するもの。ちなみに昨春はピタリと当たった▼ところで国内の桜の自生種は約100種で、さらに栽培品種となれば300種を超えているという。桜と聞いて一般的にはソメイヨシノを連想するが、そこで思い出すのが「寿命60年説」。戦前から戦後に多く植樹されたクローン種の弱点はあるが、適切な管理次第では100年超もざら▼それでも近年は全国的に、病気に強く寿命も長い後継品種、ジンダイアケボノへの植え替えが進む。ピンクが濃いめの“ソメイ”があれば、それは“ジンダイ”かもしれない。今後の出合いが楽しみだ▼花鳥風月と花より団子、いずれも結構だが花見は年に一度、わずか1週間足らずのイベントである。ことしもまた、満開の威容と散りぎわの花吹雪を堪能したい。

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