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2026/06/04
(木)
- 沖縄県辺野古沖で起きた高校の研修旅行中の死亡事故に対し、文部科学省が厳しい是正指導を行った。事前下見の不実施や引率教員の不在といったずさんな安全管理だけでなく、特定の政治的活動に偏った教育内容が公教育のあり方として問題視されたため▼この悲劇は決して遠い世界の出来事ではない。これから本格的な修学旅行や校外学習のシーズンを迎える人吉球磨地域の学校にとっても、教育の信頼と大切な子どもの命を守る上で深く肝に銘ずべき教訓となる▼日本三大急流の球磨川を擁する人吉球磨では、川や山を舞台にした球磨川下り、ラフティング、キャンプなど魅力的な体験活動が多い。しかし、豊かな大自然は時に厳しい表情を見せる。「例年どおりだから大丈夫」という安易な考えや、専門業者への丸投げは禁物。天候悪化時を想定した代案やバックアップ体制が本当に機能するか、今こそ危機管理マニュアルを総点検する必要があるのでは▼楽しい教育活動の前提には「絶対的な安全」がなくてはならない。地域の宝である子どもたちの命を守るため、学校や関係者が一丸となって安全意識をアップデートしていくことが、今まさに求められている。