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2026/02/21
(土)
- 令和2年7月豪雨から5年が過ぎ、球磨川流域では流失した橋梁をはじめ被災したインフラの復旧が進んできた▼その中で注目されるのは、くま川鉄道の全線開通だろう。球磨川に架かる第四橋梁は橋桁がつながり、相良村の十島菅原神社近くには新たな駅が姿を現し、年内の全線開通を目指して整備が進む▼同時に開通後の命題となるのは利用促進。高校生の通学が中心ながら、少子化により年々減少傾向。観光を含めて新たな利用創出が求められる▼今月、民間団体が人吉市で開いた「肥薩線フォーラム」。3回にわたるワークショップで出された、くま川鉄道の利用促進では各駅での角打ち、第四橋梁設計者講演ツアーなど多様なアイデアが出された▼出席した永江友二社長は提案を受け止めつつも、運行に精いっぱいでイベントを主催する余力は厳しい現状を明かし、民間の応援団創設を求め、参加者もその必要性を再認識していた▼新たな利用促進創出では、人吉球磨観光地域づくり協議会が鉄道とフットパスの組み合わせを模索。3月にはモニターイベントを実施する。いずれにせよ利用の根幹となるのは郡市民のマイレール意識。高まっているのだろうか。