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  • 2026/05/22 (金)
  •  「国道」ならぬ「酷道」という言葉をご存じだろうか。国道の中でも車での通行が困難な路線を指す▼交通量が少ないため改良が遅れ、九州では山間部を中心に幅員が狭く先の見えないブラインドカーブが延々と続き、離合もままならない区間が存在する▼先日、動画サイトを開いたら元宮崎県知事の東国原英夫氏が国道265号の現状を紹介していた。265号は同県小林市から多良木町の下槻木近くを通り西米良、椎葉村を経て阿蘇市に至る約200キロ。数年前、水上村から椎葉村に向かった際は狭い区間があり、酷道と呼ばれないためにも早期改良を望みたい▼一方、改良が進んだ国道では沿道の風景、自然、歴史などを生かし地域活性化や観光振興につなげる「九州風景街道」がある。3月には17番目のルートとして「しらぬひ風景海道」が登録。不知火海に面した宇土市から水俣市まで4市3町の3号、57号、266号を中心としている▼郡市ならやはり球磨川と219号を中心としたルートとなるが、6年前の豪雨で復旧半ば。流域の資源を博物館化する「球磨川リバーミュージアム」も始動したが流域周遊に219号は不可欠。肥薩線とともに早期開通を願う。

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