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  • 2026/01/01 (木)
  •  ことしの干支を問われれば「午」と答える人が多いだろう。本来の干支とは「十干」と「十二支」を組み合わせたもので、ことしは60年に1度の「丙午」▼ご存じと思うが「丙午」に生まれた女性は、気性が激しく、夫の命を縮めるなどの迷信があり、その年は出生数が減少する社会現象が起きた。60年前の昭和41年もしかり▼妻が同年生まれで還暦を迎えるが、通っていた中学校では、下の学年より1クラス分、生徒が少なかったと聞き、改めて迷信の根強さに驚く。ただでさえ少子化が問題となっている「令和」の時代。「昭和」と同じように、ことしの出生数に影響は出てくるのだろうか▼現代では都市伝説などもあるが、特にSNSでは、間違った情報であっても拡散されれば信じる人も出てくる。思い出すのが、昨年7月に日本が大災難に見舞われるといううわさ。海外まで広がり、日本への外国人観光客が減少した。さらに生成AIの登場で偽の写真や動画が簡単に作れる時代となり、真偽を見極めるのも難しい▼読者各位が誤った情報に惑わされることのないよう、新年も地域紙の役割を自覚し、郷土の今を正しく伝えていきたい。

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