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  • 2026/05/09 (土)
  •  “文春砲”発射から半年後の八代市議の逮捕。新庁舎官製談合疑惑だが、政治とカネの問題は中央の専売特許にあらずと全国に知らしめた。被災者が苦しむ裏で行われた、強欲さを絵に描く恥ずべき行為▼昨年末、同市在住の知人から「そのうち必ず動く」と聞いていたが、まさに現実へ。さらなるネタもあったが状況変化と当人の臆測も加味し抑えるものの今後、大ぶりの可能性は否定できない。資金の流れで“芋づる”に期待▼天の声、いわゆる天啓や神託は欲望あふれる俗世では、いたる所に届くらしい。それも限られた職業や立場の人物が主で、ひとたび問題が顕在化すれば、たいていはトカゲのしっぽ切りで終わるとか。都合よく天声を使われ、あしき印象がつきまとえば神仏には大迷惑▼「これは天の声…一言一句変更せず…」。八代市の百条委員会における入札業務担当職員の証言だ。誠実な職員ほど疑念が生じストレスも相当だったはずで気の毒だ。未来のため、疑惑に加担した職員はもちろん悪行に手を染めた、全ての人物の逮捕まで確実に膿を出し切るべきだ▼それでもなお、この国ではまたどこかに天の声が下りるのだろう。もはや諦めの境地。

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