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  • 2026/03/23 (月)
  •  先日、ある小学校へ取材に行くと、6年生の壁新聞が掲示されていた。修学旅行での学びを班ごとにまとめたもので、被爆体験の講話や平和集会、ハウステンボス見学やホテルなど、各班、各記者の切り口で書かれている▼写真と文字の配置や縦書き、横書きといった工夫のほか、記事の終わりには記者の署名も。学習態度(取材)や伝えたいという熱意、紙面への責任感を1枚の模造紙から感じ、日々、取材に向かう身のあり方を振り返った▼子どもたちに学ぶと言えば卒業生の答辞も。ことしは「人生で忘れてはいけない7か条」を教わった。言ってはいけないのは悪口、失ってはいけないのは信用、諦めてはいけないのは希望…など。中でも心に刺さったのが「決めてはいけないのは限界」「負けてはいけないのは自分」▼年を重ね、経験値が増えると経験則でつい近道しがち。初めて現場に出た時の緊張感と好奇心をふと思い出し、堂々と答辞を述べる卒業生に、思い込みで挑戦や成長を諦めることのない大人でありたいと思った▼そして、7か条の最後は「忘れてはいけないのは感謝」。改めて、支えてくださる全ての人や物への感謝を忘れない人間でありたい。

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