HOME>>瀬音
-
2026/03/12
(木)
- きのう午後2時46分、市内に鳴り響いた東日本大震災の犠牲者に対する追悼のサイレン。社内で黙とうをささげながら15年という時の流れを実感▼当時、取材で人吉市役所にいて、記者室のテレビで初めて目にした津波被害。中継される映像に鳥肌が立ったことを今でも覚えている▼昨年は阪神・淡路大震災から30年、来月には熊本地震が10年を迎えるが、地震以外にも郡市を襲った水害など、全国各地で毎年のように自然災害が発生。復興途中ながら時がたつと記憶の風化も進んでいく▼東日本大震災を教訓に備えなくてはならないのが南海トラフ地震。100年から150年周期で大規模地震が発生し、昭和21年に起こった昭和南海地震からことしで80年。いつ起こってもおかしくない状況にある▼2年前の8月には、日向灘を震源に宮崎県で最大震度6弱、郡市で4を観測し、南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」が出され、昨年1月にも宮崎県で最大5弱、郡市で最大4を観測。日向灘の動きが気になる▼上球磨では、南海トラフ地震を想定し防災訓練を重ねているが、まずは自助。教訓を忘れずに揺れ対策、水や食料の備蓄、避難先の再確認を。