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  • 2026/06/24 (水)
  •  きのう6月23日は沖縄県が制定している「慰霊の日」。81年前の太平洋戦争末期に繰り広げられた沖縄戦を巡り、日本軍の組織的な戦闘が終わった日▼開戦当初は南方へ快進撃を続けた日本軍だったが、長くは続かず各地で玉砕。昭和20年4月には、米軍が日本本土上陸への重要拠点として沖縄に上陸。対する日本軍は、本土決戦準備の時間稼ぎとして限られた兵力で持久戦を強いられ、県民も戦闘に巻き込まれた▼犠牲者は軍人、民間人合わせて約20万人、県民の4人に1人が命を落とし、平和祈念公園の「平和の礎」に刻まれた無数の犠牲者名がその惨禍を物語る。きのうは、県内各地で追悼式が行われ、平和の願いを新たにした▼81年が経過して課題となるのは戦争の記憶風化。体験者が減る中で次世代にどう語り継いでいくか。特に沖縄県の場合、終戦後も米国に統治され、57年前に日本に復帰したが、米軍基地を巡る問題は今も続く。だからこそ米軍の動きに敏感で平和への思いはより強い▼近年は中国の海洋進出に台湾有事も想定し、軍事拠点としての重要性が増し、日本も防衛力強化に動く。81年前の惨禍だけは二度と繰り返してはならない。

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