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  • 2026/06/13 (土)
  •  1週間前、栃木県宇都宮市の中心部にクマが出没。市内各地で目撃が相次ぎ、小中学校が臨時休校するなど市民生活に大きな影響を与えた。9日には捕獲されたが、とうとう都市部にも現れるようになったとは…▼九州では絶滅し恐れないで済むが、農林業者を悩ますのはシカ、イノシシなどの鳥獣被害。県がまとめた令和6年度の農作物被害状況調査によると、被害額は6億8249万円で前年度より1億4500万円増加。イノシシが3億4968万円で半数を占める▼被害軽減には捕獲による頭数抑制となるが、一連のクマ騒動で露呈したように温暖化による繁殖拡大、狩猟者の高齢化など課題が横たわる。特に6年前の豪雨で甚大な被害を受けた球磨村では被災前、シカとイノシシの年間捕獲は800から1000頭で推移していたが、昨年度は2700頭に急増し、同村の人口と並ぶほどに。災害後、各集落から人が減ったのも一因と見られる▼こうした中、同村は先日、一勝地に解体処理加工施設「ジビエのさと」を開所した。ジビエとして有効活用し捕獲の推進、地域経済活性化を目指す。特産品として販路が広がり、復興につながることを願いたい。

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