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  • 2018/07/16 (月)
  •  最近、高校野球の取材で頻繁に高速道路を利用するが、時間の短縮とともに快適さがありがたい。郡市外の会社などに行き来する人や週末に利用する人なども多く、その便利さは誰もが認めるところだ▼だがいったん、積雪や大雨、台風などにより利用できなくなると大変だ。高速道路とともに基幹道路でもある各国道が通行止めとなると郡市は“陸の孤島”にもなりかねない。そうなる前に何らかの対策を講じておくべきだろう▼今月6日からの梅雨前線による大雨で、郡市の国道や県道、市町村道では至る所で全面通行止めとなるなど影響が出た。特に、国道219号は各所で崩土が道路を覆い、寸断された▼現場に向かう途中の道路脇の山側から大量の水が噴き出して滝のような所も多く、いつ崩れてもおかしくない状態。球磨村一勝地の先から八代市にかけては全面通行止めとなり、同僚と共に数年ぶりに冷や汗をかきながら取材しただけに、対策の必要性を実感した▼同国道といえば以前、利用者から「各政党の立て看板が多過ぎ、景観上問題がある。撤去できないものか」と指摘があった。走ってみると確かに目立っていて見苦しい。いかがなものか。

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