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  • 2018/07/30 (月)
  •  熊本市の藤崎台県営野球場で、第100回全国高校野球選手権記念熊本大会が開催され、灼熱の下、連日熱戦が展開された。取材で訪れ、バックスクリーンに目をやり、「リブワーク藤崎台球場」に名称が変更されているのには驚いた▼調べたところでは、熊本県が財政再建のため命名権(ネーミングライツ)を募集。2社が応募し、そのうちの1社がことし7月1日から平成33年6月30日までの3年契約で、命名権料年間1000万円で取得。命名権料は同野球場の維持管理費などに充てるという▼県営施設の愛称は県民総合運動公園陸上競技場(現愛称・えがお健康スタジアム)に次いで2例目。パークドーム熊本、県立総合体育館の命名権も募集中で、契約期間はいずれも3年間、命名権料は年間2000万円だというが、それでも企業の名前が売れて元が取れるのだろう▼自主財源が乏しい人吉市の施設でも命名権の募集ができないものか。例えば、各種大会が開催される人吉スポーツパレスや催し物が多い人吉市カルチャーパレス、川上哲治記念球場などはどうだろう。年間の命名権料を安く設定すれば応募する企業もあるのでは、と思うのだが。

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