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  • 2018/07/31 (火)
  •  「来春の県議選球磨郡区は投票になるかも…」と、選挙によく関わって詳しい郡内の知人が耳打ちしてくれた▼県議選は、昭和22年の戦後第1回から数えて次が19回目。球磨郡区は昭和58年の改選までは定数3で、第1、第2回は各9人、第3回は6人が立候補、5人も延べ4回と“多数激戦”。同62年に定数2に削減されてからは、立候補3人の“少数激戦”が続いた▼ただ、平成3年の高田昭二郎氏と松村昭氏、前回同27年の松田三郎氏と緒方勇二氏は無投票当選。一部には次回も無投票との声が流れるが、知人は「今度こそ上球磨地区から出そうという声が起こり、それなりの人材もいると話をもらった」そうだ▼上球磨出身の県議は、昭和58年に4選を果たした宮元玄次郎氏を最後に約32年間不在。なにより、来春の閉校が決まった多良木高の運命も「地元県議がいたら違ったはず」と嘆く声は今も残るという。松田氏の地元は球磨商高がある錦町、緒方氏は南稜高のあさぎり町▼現職の両氏の出馬表明はまだないが、松田氏が6期目挑戦、当選となると松村氏に並び2人目。5期務めたのはほかに高田、岩崎六郎の2氏だけ。はてさてどうなる?球磨郡区。

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