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  • 2018/06/30 (土)
  •  スポーツと聞けば秋が定番だ。昭和39年10月10日の東京五輪の名残だろう。開会日を体育の日とし、気候も穏やか故の定着ぶりと思う▼郡市では先週から雨天を縫い中体連大会が開かれた。各会場の熱戦に触れ、悲喜こもごもの生徒と保護者の様子から大会への思いの丈と懸命さを垣間見た。勝って奢らず負けて腐らず▼スポーツといえば、昭和世代が燃えた野球。全盛を知ればこそ最近は残念だが、清宮ブームと米メジャーリーグの過熱が下支え。さらにはことしで100回を数える夏の高校野球が、また一段と後押し▼野球といえば小紙既報だが、ことしの大学選抜“侍ジャパン”に、多良木高校出身の中村浩人捕手が選ばれた。中村選手といえば4年前、善武士投手(現・東芝)とバッテリーを組み、甲子園に今一歩と善戦した記憶は新しい▼そんな郡市民の夢を、先のNHK旗で優勝した球磨工業高校が担う。多良木の雪辱と悔いのない県予選に期待する。なかなかどうして、夏のスポーツだって楽しさは尽きない▼サッカーワールドカップも盛り上がる。スポーツはやってよし、観ても楽し。精魂込めて喜怒哀楽、大いに感情を爆発させて試合に参画だ!

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