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  • 2026/07/30 (木)
  •  令和8年熊本地震―。気象庁は28日に発生した最大震度7の大地震の名称を定めた。応急・復旧活動の円滑化や後世に伝承するためで、顕著な災害を起こした自然現象には名前が付く▼原則として元号年+地域名+地震となるようだが、10年前「平成28年熊本地震」と名が付いた時「何年後にも熊本地震があるかのような不安な名前」と思ったことを覚えている。10年後、元号も変わって再び「熊本地震」が用いられるとは▼人吉市で取材中だった筆者はガタガタという音とだんだん幅が広くなっていく横揺れに椅子から落ちるかと思った。人吉球磨より大きな震度を観測した八代市に住む友人から返信が来たのは翌朝。「普通に暮らせることのありがたさを改めて感じた」との一言が胸に刺さった▼10年前も6年前の豪雨災害も、そして今回も疎遠になった友人や親戚から多くの連絡をもらった。幼少や青春のほんの一時期、されどかけがえのない一時期を過ごした友人からの連絡に「こうしてたまに会話がつながることが一番の安心」と返した▼10年前の記憶と当時より近い日奈久断層帯、余震、物流など不安は尽きないが、安全に留意し地域密着の発信を続けたい。

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