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  • 2025/10/08 (水)
  •  先日、上中球磨で開催された奥球磨駅伝男子競走大会。ことしで4回目を迎え、郡市に駅伝シーズン幕開けを告げる大会となってきた▼ただ、気になったのは当日の天候。秋晴れに恵まれたものの時間がたつと気温は上昇。ことしは、熱中症対策で昨年よりスタート時刻を1時間早めて午前9時半となったが、レース中盤後、選手たちの肌には汗が目立ち暑さとも戦いに▼10月に入り朝は涼しくなったが、日中は厳しい暑さが続く。先月の世界陸上のマラソンと競歩のスタート時刻が当初の午前8時から7時半に30分繰り上げされたが、温暖化に伴い奥球磨駅伝もさらに見直しを迫られるかもしれない▼総合優勝した九州学院をはじめ強豪校の走りを目の当たりにすると、1キロ3分ペースのハイスピードに圧倒。その中で地域を盛り上げようと地元から出場を続ける球磨工業高校。結果は2時間22分で45位だったが、強豪校を懸命に追う姿は沿道の住民に元気を与えてくれた。生徒たちは次の目標、県高校駅伝へ向けて意欲を見せる▼あさっては中体連駅伝大会、来年3月には奥球磨駅伝女子競走大会が開催されることになり楽しみ。選手たちの力走に期待。

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