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  • 2025/07/30 (水)
  •  きょうお届けした夏の特集号で紹介しているサイクリング。撮影者として自転車で同行した▼球磨川沿いの県道は、車で何度か通ったことはあるが自転車では初めて。愛好者には人気のコースで、豪雨災害前までは人吉―八代間を往復するグループを何度か目にしていた。確かに起伏も少なく走りやすかった▼自転車は、ランニングよりも腰や膝への負担が少なく、変速機のおかげで自己体力に合わせて走ることができる。距離を伸ばせば有酸素運動、自然豊かなコースはストレス解消にもなり、脱炭素にも貢献。健康づくりや減量で運動を考えているなら選択肢に▼今回の取材で休憩を兼ね「球泉洞」を訪れた。連日の暑さと3連休最終日とあって家族連れで大にぎわい。久しぶりに対岸の休暇村に通じる国道下の遊歩道とコウモリ橋を歩くと、斜面に残るリフトの支柱を見て、かつて球泉洞まで球磨川下りが来ていたのを思い出した▼今では急流から船が姿を消し、ラフティングのボートが下る。川沿いでは肥薩線が不通となって5年が過ぎたが、球磨川は何事もなかったように流れ続けている。自転車で走るだけでも時の流れと変化に気づかされる。

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