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  • 2025/01/09 (木)
  •  年始めにつき家族行事とその予定を思案する。思えば苦楽が併存した四半世紀超の家族生活では実に多くの記念日が誕生した。どこの家庭にもある、苦楽を経た大切な思い出だ▼身近では結婚や出産、節句に入学、卒業、就職など祝い事全般が当てはまろう。ことしも全国で、新たな記念日が生まれると想像すれば自然に心が温まる。そんな会話をした訪問先で見かけた暦に「きょうは何の記念日?」とあった。ちなみに1月9日を調べたら「風邪の日」。インフルエンザが猛威を振るう中の偶然と気付きである▼勢いついでに「…の日」と名の付く、今月の記念日数を調べたらなんと45。その中のいくつかを紹介すれば「爪切りの日(7日)」「愛と希望と勇気の日(14日)」「ライバルが手を結ぶ日(21日)」「衣料乾燥機の日(28日)」などとあった▼普段はほとんど聞かない記念日ばかりだが、国のそれとは無関係だから奇抜さと数の多さに納得。なお記念日の習慣は日本に限らず海外でも。米国は「ポップコーンの日(19日)」、ドイツが「お詫びの日(25日)」などと文化や歴史が背景のものもある▼ちなみに、わが国の31日は「愛妻の日」だ。世のご主人方、くれぐれもお忘れなく。

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