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  • 2025/01/08 (水)
  •  正月の過ごし方は人それぞれだが、個人的な楽しみは2、3日に行われた箱根駅伝のテレビ観戦▼出雲駅伝、全日本大学駅伝もあるが、東京都心から海沿い、箱根の山上りと変化に富んだコースに加え、各所に配置された無数のカメラで、たすきをつなぐため全力を尽くす学生たちの表情、沿道の様子がつぶさに伝わる。ことしは相良村出身の立教大学3年生、永井駿選手が初出場。郡市ゆかりの選手の力走は新年に元気を与えてくれた▼もう一つ注目したのが、優勝した青山学院大学の選手たちのユニホームに表示された水上村の文字と村章。同大学は昨年3月、同村で春季強化合宿を実施。その縁で昨年7月、ロゴ掲出契約を結んでいた▼さらに気になったのは、水上村の上にあった新潟県の妙高市。同市のホームページを見ると、同大学が夏合宿をしている縁でロゴ掲出を始めて5年目。同大学がトップになるとテレビでアップになり、その露出効果は高かった▼筆者が妙高市に興味を持ったように水上村に関心を持った人は多く、村のホームページ閲覧数は3日だけで6000件と、月平均の約3倍に急増。村が望む、ふるさと納税や交流人口増加に期待。

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