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2024/10/29
(火)
- やがて１１月に入ろうとしているのに、まだ半袖で過ごせる暖かい日が続く。１年前は長袖のシャツやジャケットを羽織っていたはず。地球温暖化の影響を実感▼寒くなる時季に合わせて、毎年行われる秋季全国火災予防運動は、ことしも来月９日から１５日まで啓発活動が展開される。出火の主な要因は放火（疑い含む）や火の不始末。一人一人が注意を払って失火を防ぎたい▼１月に発生した能登半島地震では、石川県輪島市で約２４０棟が焼損する火災が起きた。大規模地震時は電気に起因する火災が多いことから、今運動でも地震火災対策の推進が重点推進項目となっている▼電気火災を未然に防ぐ対策として、電気機器を正しく使うことはもとより、コンセント周りの清掃や劣化したコードの取り替え、たこ足配線をしないといった方法が挙げられる。ほこり等に引火して燃え広がるケースは人吉球磨でも起きており、火を使っていないからといって安心せず、日ごろからチェックを▼火災が発生時にパニックにならないよう事前に家族と避難方法を話し合い、消火器がある場所や使用期限の確認も重要。逃げ遅れを防ぎ、命を最優先に考えて行動してもらいたい。
