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2021/06/14
(月)
- 先月１６日から熊本県内に適用されていた新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置」が、期限のきのう１３日に解除された。とはいえ、まだまだ予断を許さない▼県内では、熊本市限定で酒類を提供する飲食店に限って午後９時まで営業時間の短縮要請を３０日まで継続。それ以外の地域は、酒類やカラオケを提供する飲食店の終日自粛要請が解除された▼度重なる自粛要請で厳しい経営を強いられた飲食店関係者にとっては朗報なことだろう。しかし、不要不急の外出自粛要請を熊本市は全市民に対して継続。それ以外の地域でも高齢者とその家族に要請しているだけに、厳しい状況は続きそうだ▼「営業時間の終日自粛要請が解除されたからといって、すぐに以前のように客が店を訪れてくれるのか心配」「新型コロナが終息したわけではなく、郡市内でも相変わらず新規感染者が確認されており、また自粛要請が出されないか心配している」と話す郡市の飲食業関係者も▼新型コロナ発生から１年以上が経過し、当たり前の日常が遠い昔のように感じる。郡市の場合、昨年の７月豪雨災害の復興も真っただ中。以前の活気ある暮らしを取り戻してほしい。
