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  • 2021/06/07 (月)
  •  2年前の平成31年4月改選から早いもので、2期目の松岡隼人市長が折り返しを迎えたが、市民の“評価”は分かれている。同様の市議18人の“評価”はどうだろうか▼前回の市議選は20人が立候補するという少数激戦を勝ち抜いた18人が当選。現在は革新の「共産党」2人、社民党系の「改革」2人、保守系と目される12人のうち「新生市民」8人、「市政」と「正治」各2人が会派を結成。公明党と無所属の各1人が会派に属さない状況▼一般質問の登壇者は、新型コロナ対策と昨年7月豪雨災害で中止となった同9月を除き、これまで7回で延べ103人。平均すると15人に達し、今回の6月定例議会も15人が通告するなど熱心だ▼しかし、市民からは「もう少し質問項目を絞ってはどうか」「重複した質問が多く、整理しては」「もっと高度な質問で議論してほしい」などの声が聞かれるところをみれば、“評価”はさまざまのようだ▼市は現在、新型コロナ対応や豪雨災害からの復旧・復興という大きな難題を抱えている。これにどう向き合うのか、多くの市民が固唾をのんで見守っている。市長や議員にとって後半に向けた力量が試される。

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