HOME>>瀬音
-
2021/02/24
(水)
- 1年前、新型コロナウイルスの感染が全国で広がり始め、卒業式の縮小、歓送迎会の自粛と混乱の年度末だったが、1年たっても状況は変わらず、卒業式は縮小して行われる▼一方で「新しい生活様式」が定着。マスクの着用、手指消毒、検温は当たり前で、パソコンを通じてのオンライン会議やテレワークも普及。飲食店のテイクアウトなどコロナ禍に対応した動きが広がった▼その一つが昨報にあるオンラインマラソン。「ひとよし温泉春風マラソン」に限らず全国の市民マラソンは軒並み開催中止。走りたいという市民ランナーのニーズは多く、指宿市の「菜の花マラソン」など各地で実施されている▼特に人吉市の場合、豪雨災害からの復興応援が目的に加わり、一般エントリーの参加賞に人吉産品、ふるさと納税エントリー枠を設け、参加により経済復興を後押ししてもらう。参加者に感謝の声援を送りたいが、できないところが歯がゆい▼テイクアウト料理を肴に家飲みばかりでは体重が増えるばかり。ようやくコロナのワクチン接種が始まったが、一般の接種時期は未定。今後も感染対策の気を緩めることなく免疫力向上へランナーを見習い運動を。