HOME>>瀬音

  • 2021/01/29 (金)
  •  3分間といえば、胸のカラータイマーが時間の経過とともに点滅する幼少期憧れのウルトラマン、湯を差したカップ麺の待ち時間が思い浮かぶ。ともあれ、あすは「3分間電話の日」▼NTTの前身、日本電信電話公社が昭和45年1月30日、公衆電話の市内通話料を3分10円としたことに由来。それまで1通話10円、“長電話”の抑制につながった▼昔は至る所に公衆電話機があり、赤や黄、緑、ピンク、グレーとカラフルで形状もさまざま。ダイヤルは一般の固定電話機を含めプッシュ式に変わり、硬貨を持ち歩かなくて済むテレホンカードが利用できるカード式公衆電話も登場▼しかし、携帯電話の普及から公衆電話機は減少、今ではほとんど見掛けない。SNS(会員制交流サイト)の無料アプリを使えば、通信環境によって使用できないことはあっても時間を気にすることなく通話できるからありがたい▼とはいえ、連絡のやり取りは電子メールが多い昨今、第三者に用件を伝える、用件を聞く際のルールやマナーが指摘されて久しい。音声、電子メールとも相手を不愉快にさせない発信を心掛けたいもの。受ける側を自分に置き換えると分かりやすい。

トップへもどる