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  • 2021/01/20 (水)
  •  新年を迎え全国で感染拡大が続く新型コロナウイルス。都市部だけでなく郡市も感染例が相次ぎ、誰が感染してもおかしくない状況に不安を抱く人は多い▼重症化など自身の健康面のみならず濃厚接触者や施設消毒に伴う周囲への気兼ね、子どもであれば差別やいじめを受けないかなど、デマを含めSNS(会員制交流サイト)で拡散しやすい現代だからこその悩みか▼熊本県は感染拡大を受け今月14日、独自の緊急事態宣言を発出。対策の一つが18日から始まった飲食店の時短営業要請。熊本市中心部ではすでに実施されていたが、同日から県全域の飲食店に拡大。営業は午後8時、酒類提供は同7時までを求めている▼昨報にあった料理店の常連客が「時間が気になり酒が楽しめない」の声は当然。都会なら早めに仕事を切り上げて一杯、昼間から楽しめる人もいるが、被災地で望むのは難しい。取材先の各店ではテイクアウトや昼間営業で難局を乗り切ろうと懸命▼酒場通いをしていた男性諸氏にはテイクアウト料理に球磨焼酎、家族との語らいを肴に家飲みはいかが。ただし、飲んだ後の片付けをお忘れなく。コロナ禍を家族だんらんの好機に。

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