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  • 2020/09/14 (月)
  •  10月1日からのたばこ増税等に伴い、たばこの小売価格が値上げされる。喫煙する身にとっては家計への影響も心配で、「禁煙」を考えざるを得ず、思案中▼今回の値上げでは、大手たばこメーカー3社の紙巻きや過熱式、葉巻など計457銘柄が20円から50円の値上げ幅。主な銘柄では、メビウス(20本入り)が490円から540円、セブンスター、ピースが510円から560円となる▼たばこが体に悪いことや吸わない人に影響を及ぼすことは承知している。官公署や飲食店など建物内での喫煙を全面禁止し、屋外に「喫煙所」を設置した所も多く、肩身の狭い思いをしている。だが、愛煙家には仕事の合間、食事後の一服はリフレッシュとなり、やめられない▼近年、値上げなどによってたばこ税等の税収と販売数量が減少していると聞く。人吉市の場合、令和2年度の当初予算で2億5000万円程度を見込んでいる。地方自治体にとって、たばこ税等は貴重な財源。値上げによる影響が心配される▼喫煙者のマナーが良くならない限り、風当たりが弱まることはないだろう。マナーを守ることが大切。愛煙家として今後の値上げは避けてほしい。

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