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  • 2020/07/28 (火)
  •  終息どころか拡大傾向にある新型コロナウイルス感染症の猛威。4連休の最終日、県内は一日で最多となる21人の感染確認に驚くのも束の間、昨日は33人と更新。累計感染者は113人に増えた▼同日の臨時記者会見で蒲島郁夫知事は県内初のクラスター(集団感染)が発生したことにふれ、「これまでで最大の危機感を持って対応すべき状況」とし、県民に不用不急の県境を越えた移動の自粛を要請。職場等でもマスクの着用、手洗いといった基本的な感染防止対策の徹底を求めている▼感染の流行を早期に終わらせる上で極めて重要なのはクラスターが次のクラスターを生み出さないようにすること。一人一人の自覚、行動が意味を成すのは言うまでもない▼コロナに対する危機感が一気に高まった春季と比べ「3つの密(密閉・密集・密接)」回避へ気の緩みや警戒感は薄れていないだろうか。大都市在住の友人は「○○に住んでいると言いづらくなった。お盆は帰省できるだろうか」と不安を募らせる▼豪雨被害の復旧作業が続く郡市はきょう現在、週間天気予報に傘マークは見当たらない。梅雨が明け暑さが厳しくなれば熱中症も油断大敵、マスクとの闘いでもある。

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