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  • 2020/07/27 (月)
  •  激甚災害となった今回の「令和2年7月豪雨」後、安倍晋三首相をはじめ、災害関係の各大臣や野党の党首らが相次いで視察のため現地入り。被災の大きさを目の当たりにした。多くの被災者が早急な復旧・復興に邁進してもらえると、期待している▼熊本地震の復興は道半ば。それに加え、新型コロナウイルス対策、今回の激甚災害。被災者の中には経済的にトリプルの大打撃を受け、将来を見通せず途方に暮れている人も大勢いる。与党、野党でいがみ合っている時間はない。一日も早い手厚い支援を▼被災した国道や県道、流失した橋梁の復旧工事を国が代行することにはとても感謝している。球磨村の中には依然として水道が使えず困っている地域もある。被災家屋の復旧も難航している早急な対策を講じるべきだ▼市が積み立てている財政調整基金と減債基金は災害前まで合わせて約2億2500万円。今回は災害救助法の適応を受けた。そのことで、さまざまな救助の実施に関しては国と県が負担し、市の持ち出し分は少なくなるが、更なる支援は不可欠だ▼被災者が災害前の生活を早く取り戻すためにも、国や県は尽力を惜しまないでほしいと切に望む。

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