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  • 2020/06/26 (金)
  •  「噛む」「咬む」。いずれも部首が口へんで共通。口でかまれて痛そうな情景が見て取れる▼かむといえばこの時季、ムカデやマダニなど害虫に要注意。ムカデに至っては“ムシムシ”する梅雨期から真夏の8月にかけて動きが活発となり、かまれる被害が多いようだ▼以前、タオルで手を拭こうとした途端、指をかまれた際は言葉にならないくらい激痛が走った。最近、同じように指をかまれた職場の同僚は2週間経過後の今も「痛い」と警戒心を緩めない▼昆虫などを餌とする故、夏場にクワガタムシやカブトムシなどを捕りに行った際、樹液を吸いに集まった虫を食べに来ることがあるから子どもたちも用心を▼かまれた際の応急処置方法はネット上でもさまざま。友人の医師曰く、冷やすと痛みは幾分和らぐが、血圧低下や意識障害など重篤な状態を引き起こすアナフィラキシーショックの可能性もあるため、「気分が悪ければ救急車で病院へ」と警鐘を鳴らす▼真夏日が続いた郡市は再び雨や曇の予報が続く。備えは災害に特化せず、害虫にもと改めて。屋内に侵入させない薬剤や、見つけた場合に退治するスプレー類もある。やはり備えあれば憂いなし。

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