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  • 2020/02/28 (金)
  •  始まりがあれば終わりがあるのも世の常。国内外で感染拡大が懸念され、日々の生活に影響を及ぼしている新型コロナウイルスのまん延も早い終息を願うばかり。人命を脅かすだけでなく、経済の低迷も深刻さを増せばなおさら▼郡市も例外ではなく、一昨日、異業種の経営者らが集まったとある場所で開口一番「影響は出ていない?」。サービス業の友人いわく、3月の予約は全てキャンセル。売り上げゼロであれば死活問題と、早急な経済支援策の必要性を訴える▼本来、年度末の人が動く時期でもあり、痛手の度合いは熊本地震の際より大きいと嘆く。相次ぐイベントなどの中止や延期しかり、しばらく続く見通しであれば経済支援策など言わずもがな▼もう一つ気掛かりは小紙昨報のとおり、コロナウイルスにまつわる噂がこのところ幾つか。不安を助長する“げな話”は尾ひれがつくと厄介。情報の信ぴょう性は裏取り、いわゆる裏付けがあってこそ▼安倍晋三首相は全国の小中学校、高校を来月2日から春休みまで休校するよう要請。受け止め方はさまざまだが、あまりにも突然ゆえ学校現場はもとより保護者らも困惑を隠せない。改めて一日も早い終息を。

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