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  • 2019/09/16 (月)
  •  市民の今の関心事は新庁舎建設、道の駅「人吉」、中核工業用地がベスト3だと理解していたがそうでもないようだ▼18人の議員のうち17人が一般質問に登壇した市議会9月定例会。定数が24だったころは18人ほどの登壇が何度かあったと記憶しているが、議長を除く全員は知る限り史上初。少ないのもどうかだが、多過ぎるのも?▼私的には定数の3分の2、つまり12人が理想。これなら1日4人でそう無理はない。今回の3日間は6人、6人、5人。答弁する執行部も、議員も、ついでに記者も疲れはいかばかりか。会期は狂うが、1日延長して4日間にできなかったのか▼本論に戻り、通告によれば新庁舎と道の駅を質したのは4人ずつ、中核工業用地が3人。論戦の末のうれしい答えも期待したのだが…。それより市の行財政と防災関連を尋ねたのが最多の6人ずつ▼とりわけ、市長の施政方針の中の「予算編成は財源不足を財政調整基金(注=貯金)などで補う状況が続いており、ここ1、2年で枯渇が懸念」、議員質問の「職員給与の減給が検討され…」は市民ならずとも気がかり▼財源は心配なしとされる新市庁舎は完成したものの…と先行きに不安も生じた。

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