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  • 2019/07/19 (金)
  •  夏といえば、暑さ以上に高湿に体力を奪われる気がする。屋外で業務に携わる職業人、もちろん県内を巡る参院選候補者と関係者にもエールを送る▼体力を奪われた上、疲労のため食欲も減退すれば免疫力だって落ちる。エアコンや扇風機の多用で夏風邪もひきやすくなる悪循環は避けるべきだ。やはり健康の基本は食と思う▼本紙上でも、飲食店が方途を尽くして集客を図る。そんなキーワードが「夏季限定」。冷やし麺に、おろしハンバーグやスパイシーカレーなど、幾分は食欲に響きそうなメニュー。売り上げにも貢献すれば一石二鳥の優れもの▼確かに冷製メニューは手も伸びやすく、スパイスは食欲増進に寄与し発汗も促すため、夏には好適。スパイスを扱う卸店では中華やスープ、塩類を含めれば延べ268種を販売。料理の奥深さを実感▼かの、コロンブスやヴァスコ・ダ・ガマの西航路開拓など、大航海時代の端緒となったスパイス。今や手軽に入手できる胡椒は、保存肉の消臭や感染予防として重宝がられ、当時は金銀と同価値だった▼不謹慎と前置き、食い道楽には減量と節約になる夏バテ。ことしは来るかと身構えるも、あいにく現状は皆無で旺盛。

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