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地道な訪問 被災者再建後押し 人吉市地域支え合いセンターが閉所(2025/12/27) (2025/12/27)
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感謝状を受け取る相談員
 令和2年7月豪雨災害から5年5カ月。人吉市で被災者の見守りや生活再建を支え続けてきた「人吉市地域支え合いセンター」が役割を終え、25日に閉所式を迎えた。会場の人吉市総合福祉センターには、最前線で支援を担った相談員や関係者らが集まり、復興への歩みを振り返った。

●復旧の礎と住まい整備
 発災直後、復旧の足掛かりとなったのは「人吉市災害ボランティアセンター」。令和4年3月の閉所までに延べ1万9331人のボランティアが駆け付け、1754件のニーズに対応した。
 並行して住まいの確保も進められ、市内13団地に380戸の建設型応急住宅を整備し、最大346世帯766人が入居。
 さらに、民間賃貸を活用した「みなし仮設」で最大509世帯1125人、市営住宅で最大144世帯279人の被災者の受け皿を構築した。

●5年間で延べ6万5千件超支援
 こうした被災者をソフト面で支えるため、令和2年10月30日に同センターが開所した。
 相談員が常駐する「仮設班(4班)」と、民生委員らが中心となる「在宅班(10班)」を組織し、1軒1軒を丁寧に訪ねる体制を整えた。
 活動実績は膨大。令和2年度から同7年度(10月末)までの支援実施回数は延べ6万5539回に達した。内訳は、対面での訪問が3万6907回、電話相談が4432回、文書配布等が1万4220回に上る。
 活動のピークとなった令和3年度には、年間で2万4664回の支援を実施した。支援対象世帯は開始当初の3277世帯から、自力再建や災害公営住宅への移行が進んだことで、最終的には161世帯まで減少した。

●「支え合い」の精神継承
 閉所式では、松岡隼人市長が相談員に感謝状を贈呈。式辞で「献身的な取り組みは地域の再生を支える確かな柱となった」と謝意を述べ、センターは幕を閉じるが、培われた「支え合い」の精神は今後の地域福祉に継承されるとした。
 活動を振り返った相談員たちは「当初はドアを開けてもらえないこともあったが、対話を重ねるうちに笑顔が増えていくのが何よりの喜びだった」などと回顧した。
 また、閉所式に合わせて、5年間の軌跡をまとめた記録誌が発行された。
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