HOME

更新履歴
ニュース 熊本地震 郡市観光に広がる影響 ㊦ 2026/08/27

ニュース 人吉下球磨議長会が発足 共通課題解決へ連携 2026/08/27

ニュース 目指せ焼酎案内人 列車に乗り蔵見学 2026/08/27

ニュース 夏休みおどんがプラモコンテスト 各地から163点出品 2026/08/27

瀬音 瀬音を更新しました 2026/08/27

ニュース 熊本地震 郡市観光に広がる影響 ㊤ 2026/08/26

ニュース 球磨清流学園と台湾の山佳國民小學 姉妹校締結 交流スタート 2026/08/26

ニュース 飲酒運転の撲滅へ 九州全域で一斉取り締まり 2026/08/26

瀬音 瀬音を更新しました 2026/08/26

ニュース 補正予算、決算など22件 人吉市9月定例会上程議案 2026/08/25

ニュース 心潤す祈りの音色 地震受けチャリティー開催 球磨川音楽祭 2026/08/25

ニュース “球磨栗”出荷始まる 少雨影響懸念、450トン計画 2026/08/25

ニュース “笑いと感動”で復興支援 チャリティーショー盛況 おどん達も応援団 2026/08/25

瀬音 瀬音を更新しました 2026/08/25

ニュース 五木村竹の川の宅地かさ上げ事業 家屋の解体ほぼ完了 2026/08/24

ニュース 個人コンクール独奏の本選出場26人が決定 犬童球渓顕彰音楽祭 2026/08/24

ニュース 無事故願い茅の輪くぐり 愛車と一緒に集団祈願祭 里宮神社 2026/08/24

瀬音 瀬音を更新しました 2026/08/24

特集 熊本地震からの早期復旧へ 災害ボランティアバス運行(土曜レポート) 2026/08/22

ニュース 地震で断水 大切さ痛感 “水の恵み”に感謝 人吉市水源祭 2026/08/22

熊本地震 郡市観光に広がる影響 ㊦(2026/08/27) (2026/08/27)
./img/news/20260827055442_1.jpg8766
特需が終わった五木村の道の駅
◎客足回復へ不透明感
 地震直後の交通網不通に伴う迂回路特需の終わりと、高速道路再開後の飲食店や観光施設の多様な現状を調査した。一部店舗で客足の回復が見られる一方、宴会や団体から予約の取り消しが相次ぎ、飲食業への支援、持続的な地域連携を求める声が上がる。人吉市は24日、宿泊割引倍増などの緊急支援策を発表した。

●迂回路の特需終了
 高速道路の通行止めに伴い国道445号と県道宮原五木線が迂回路となった五木村の道の駅物産館「山の幸」では、14日の高速道路開通後に客足が通常に戻った。
 井元淳駅長(44)によると、地震後は一日の来場者が2倍以上に上り、営業時間を午前8時から午後7時半ごろまで延長。物流停止で飲料水やパンなどが品薄となり、「生産者に声を掛けて商品を確保した。来たお客さんにも良いイメージを持っていただけるよう対応した」と振り返る。
 お盆時期に合わせて警備員を配置し、特に12、13の両日が多く訪れた。井元駅長は「男性用トイレに並ぶ人や、ごみの量が多かった。安らげる空間を提供したいとの思いだった。スタッフが頑張ってくれた」と語る。
 現在は被災地からトマトを仕入れたり、氷川町の「道の駅竜北」から吉野梨ゼリーやカレーなどを仕入れて販売しており、「被災地の支援として、できることを続けたい」と話す。

●完全回復に至らず
 一方、人吉市内の飲食店や観光施設は客足が戻りつつあるが完全回復には遠い。
 地震後3日間休業した人吉市紺屋町の「しらいしうなぎ」は、仕入れにも影響が出たといい、高速道路開通後に客数は戻りつつも減り「先が読めない状況」と吐露。
 同町の「麻葉珈琲」は22、23の両日が例年の7割ほどで、北貴之代表(40)は「開通後に来ていただけているものの、例年よりは少ない」と話す。同町の「Ao.HOSTEL&CAFE LOUNGE」のカフェは、土曜と日曜の来店が半減。田中純也店長(29)は「開通後の土日は3分の2ほどまで回復した」と明かす。
 対して、同市下青井町の「好来ラーメン」は、地震後2~3割減ったものの、15、16日は回復。すでに例年と同水準に戻り、吉村毅さん(82)は「福岡県から来た人もいた。早く開通して助かった」と安堵する。
 人吉クラフトパーク石野公園は、休業明けの今月2日以降の1週間は来場100人未満だったが、14日は300人以上、15日は600人近く訪れ地元出身者が多かった。道の駅錦くらんど市も「八代市方面からの利用が増えてきた」と手応えを語る。

●団体客の予約取り消し相次ぐ
 しかし、団体客依存の事業者には深刻な爪痕が残る。ほうらい茶屋など、人吉市内を中心に7店舗を展開するサンループ(人吉市瓦屋町)は、宴会や会席など団体予約のキャンセルが10月まで相次いだ。
 8月の客入りは例年の7割に回復したが、田山善久社長は「夏休みの時期にお客さまが減り、今後も厳しい状況が続くかもしれない。宿泊や物産品購入などへの支援だけでなく、観光客に飲食店も利用していただけるような支援があれば助かる」と訴える。
 同市矢黒町の「ひまわり亭」も10月ごろまで研修やインバウンドの40人規模の団体予約が複数入っていたが、キャンセルが相次いだ。
 本田節代表は「来月は、くま川鉄道のイベントも控えている。秋まで我慢してお客さんが再び訪れた時に喜んでもらえるように、今は地域のネットワークやつながりをつくり、盛り上げる準備段階にする」と前を向く。

◎9月から宿泊割額拡充
 こうした需要激減に対し、人吉市は観光需要喚起事業「ひとよし満喫旅」の支援額大幅拡充を発表。9月1日から30日までの1カ月間限定で、宿泊割引の上限を従来の5000円から最大1万円へ、対象店舗等で使える買い物クーポンを1000円分から2000円分へと倍増させる。
 同キャンペーンは6月1日からスタートしていたが、地震後の取り消し急増を受け拡充。専決処分を活用した緊急措置として実施する。
 松岡隼人市長は「地震による影響で旅館・ホテルや飲食店などが大きなダメージを受けている。支援策の増額により、一人でも多くの来訪者を呼び戻したい」と強調した。助成は予算上限に達し次第終了となる。
ログインして続きを読む

トップへもどる