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  • 2019/05/18 (土)
  •  ある店で1000円余の買い物をしたとき、店員にポイントカードは?と問われた。「ない」と答えると、商品を買うたびに加点するから得だと作成を勧められた▼ところが、申し込み書類の電話番号をチェックした店員から「持っておられますよ」。記憶にも財布にもないし、どこにしまっているかも不明▼聞けば、新規登録は無料だが、再発行なら108円かかるという。結局、1000円余では大した加点にもならないのに108円払うのも…と探してみることにして帰宅▼ポイントカードがなくても加点はされていくが、買い物で恩典に預かるときに必要だそうだ。探しても無駄な気もし、始終利用する店でもないので放っておくことに▼考えると、お札はないのにスーパー数店のポイントカード、図書館の利用カードなどと入って財布は膨れるばかり。これに内科、歯科、耳鼻科などと病院の診察券も加わる。どこぞの新聞でポイントカードより診察券が多くなったとこぼす投書を見たが、「酒、タバコ、止めたお金で薬代」という読者川柳に賛同する身にはよく分かる▼ついでながら、通院するたびにポイントがつき恩典があれば…病院通いに拍車がかかって駄目か。

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