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  • 2018/09/27 (木)
  •  全国的に車のあおり運転が問題視されたが、歩行者も要注意という。「横断歩道の途中で、急げと言わんばかりに自動車が近づいてきて怖かったと聞いた」と知人。それに近い体験は持つし、別の知人も「道路横断のときに車は止まってくれないから自分で用心を」と言った。「ゆめゆめ油断めさるな」だ▼調べたら「せまい日本 そんなに急いでどこへ行く」という有名な交通標語が世に出たのは、1973(昭和48)年だった。高知県の警察官の作で、全国的に共感を得て広がったものだが、近年はあまり聞かない。45年たった今も通用しそうだし、言わせてもらえば「この標語は不滅です」▼標語ではないが、1960年代には、危険ドライバーは「1姫、2とら、3ダンプ」とされた。“成人皆運転免許”のような時代に女性が最も危険とは失礼だろうし、現在では2位の酔っ払い、つまり飲酒運転がトップか。ちなみに、きょう9月27日は女性ドライバーの日。栃木県の23歳の女性が、日本で初めて運転免許を取得してから101年と知った▼今、秋の全国交通安全運動展開中。高齢者や子どもの安全はもとより、みんなが“事故ゼロ・違反ゼロ”に徹したいもの。

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