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2026/10/24
(土)
- 先の小欄で匂いをネタにしたら早速、知人から「ジンチョウゲは春の花ぞ」と突っ込まれた。まさにそのとおりで本文にて訂正、おわびする。それにしても変わらず芯ある男臭い彼だ▼またも匂いネタかと読者に失望されそうだが、きょうはあくまでも雰囲気の話。また現代は性差に限らずジェンダー平等の世界故に“男臭”などの表現すら許容されづらい社会だろう。そんな中、あえてこの言葉を選んだ理由こそ作家、村上龍の存在だ▼期待どおり、「限りなく透明に近いブルー」の著者らしい外見と風貌に納得した学生期。外見といえばハードボイルドを地で行く北方謙三にはまりつつ、落合信彦のルポルタージュに“男のロマン”を感じた20代。彼らは総じて眼光鋭い男臭の気配を漂わせていたが、みな故人となった▼昭和人のたわ言と前置き。今やゲームすらeスポーツへと進化する時代だ。データ活用とリスク回避にたけ、AIを駆使できれば有能で勝ち組だが、それでも武骨で不器用、直情径行な人物像に引かれるのはなぜか。右顧左眄に付和雷同、損得勘定抜きの言行一致で歩める男性は実に男臭い▼願望を語る以前、加齢に伴う“男臭”改善が先かも。トホホ。