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  • 2026/10/15 (木)
  •  仕事で郡市内、所用で隣県都市を巡ると先々で頭を垂れる黄金色の稲穂が目を引く。何とも心豊かな豊穣の景色だが、わが国の財産の一つだ▼光景を眺めつつ令和のコメ騒動を味わえばこそ、つい安値に期待する。しかし農業従事者の心境を思うとやりきれない。新米が昨年の古米価格を下回る逆転現象など、コメ流通制度への疑問も湧く。安定供給を前提の補助金導入も現実味を帯びてこようか▼高市政権では安全保障をよく耳にするが食糧も同様に大切だ。わが国のカロリーベースの自給率をご存じか。昨年時点で37%である。それでは熊本県の自給率は?灯台下暗し、国は論ぜても県単位ではほとんどの方が疎いと思う。最新の令和6年度概算では本県78%▼最高は北海道の273%。秋田238%に岩手の168%と続く。九州では6位に鹿児島の150%、7位が宮崎130%。東北上越地方は大半の生産品がコメながら、九州は野菜や肉類、魚類と種別も豊富で別名、日本の食料基地とも呼ばれるとか。ちなみに大阪の自給率は1%、東京に至っては0%だ▼農水相の首が誰に何度すげ変わろうとも豊穣に豊作、多産で大漁の九州ここにあり。日々の食に感謝だ。

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