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2026/10/05
(月)
- 希代のパンクバンド「THE BLUE HEARTS」は、1986年に起きた旧ソ連ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)の原発事故の翌年、シングル「チェルノブイリ」をリリース。大手レコード会社からではなく自主制作としてだった▼歌詞には「原発反対」「原発はいらない」などとの直接的な言葉は入っていないが、“反原発”のメッセージが込められているのは明らか。人間が作った原子力発電所の事故による地球環境の汚染を憂い嘆いた▼そのチョルノービリの原発事故からことし40年がたった。放出された大量の放射性物質は、今なお国境を越えて多くの人々を健康被害に苦しめている▼電力供給の安定化のためには原発は必要という声も上がるが、一度、事故が起こってしまったら取り返しのつかない事態になる。東日本大震災による東京電力福島第1原発事故でわれわれも身をもって学んだはすだ▼〈まあるい地球は誰のもの〉〈美しい朝は誰のもの〉。そう投げ掛けた「チェルノブイリ」。高市政権はエネルギー自給率の引き上げに向け、安全確保を前提に原発の再稼働推進に意欲を見せるが、あらゆるリスクを考慮し慎重に進めてほしい。