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  • 2026/08/13 (木)
  •  15日には人吉花火大会が予定されている。熊本地震の影響や高速道路の不通により、お盆の帰省客も大幅な減少が避けられない。この状況での開催に自粛を求める声もあるだろう。だが、私たちは令和2年7月豪雨災害の記憶を呼び起こすべきだ▼未曾有の被害で地域全体が泥に塗れたあの時。夜空に突如上がったサプライズ花火は、犠牲者を追悼し、復興へと歩む私たちに「上を向くこと」の重要性を教えてくれた▼現在、人吉球磨ではイベントが相次ぎ中止となり、夜の街の客足も減るなど過度な経済の収縮が起こっている。体力的にボランティアへ参加できない市民も多い中、いき過ぎた自粛は後方支援を担う地域の体力をそぎ落とすだけではないか▼あの時、花火から気力を得た私たちが、帰省客や観光客を見込めない今こそ、被災地のためにも自らの足元で経済を回す当事者とならなければならない▼夜空を照らす光は、人吉球磨が支援拠点として機能し続けるという力強い姿勢を示し、市民の背中を押す一歩となる。悲しみに同調してうつむくのではなく、日々の営みを毅然と回し続けることこそが、被災地へ届けるべき最大の希望になる。

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