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2026/08/11
(火)
- 復興という言葉を聞き続けて幾歳月。戦後を皮切りに数々の大震災や頻発する地震に加え半ば恒常的、激甚化する気象災害は例年のこと。果たして復興完了の時は訪れるのか▼大震災はもとより地震や水害でも、復興には長ければ十年単位を要する。本県の場合、前回の地震から立ち直る暇なく2020年には郡市を巻き込む豪雨災害が発生。さらに昨年の八代市の土砂災害に加えた今回だ。なぜ10年の間にこれほどの辛酸を味わわされるのか、やり場のない怒りが沸く▼災害続きの昨今、苦難の対極に位置する思いやりの花もまた咲き続ける。それは全国からのボランティアや支援物資ほか、緊急援助隊に応援職員の存在だ。中には無自覚の“情けは人のためならず”も。ひとえに被災者を助けたい仁愛行動にほかならない。崇高だ▼このさなか、人吉市と多良木町の花火大会が通常開催となった。英断と思う。自重への美徳、自粛偏重批判など賛否もあろうが、支援活動の呼び掛けで復興加速化の端緒とするのが正解だ。誰もが復興達成と認知できるその日まで共に頑張ろう▼形を元に戻す復旧と違い、復興とはよりよい環境を目指すもの。希望を失さず前進あるのみ。