- 2025/10/03 (金)
- 一昨日、熊本県畜産農協と県畜産農協連合会が統合され、県内畜産団体が一つになった▼ここに至る歴史を振り返れば紆余曲折があった。畜産を巡る情勢変化、組合員や飼養頭数の減少が進む中、畜産農協の経営基盤強化を目指し、県内畜産農協の合併が段階的に進められてきた▼課題となっていたのは家畜市場。合併すれば錦町の球磨家畜市場は大津町の県家畜市場に統合されるため、遠隔地の旧球磨畜協は3度合併を否決したが、昨年4月に県畜協と合併して県内畜協が一つとなり、さらに県畜連との統合(包括承継)も進められていた▼郡市の畜産農家にとって大きな変化となる市場統合。当初は合併から「2年を限度」とし令和8年4月が示されていたが、県市場の整備に伴い1年延期されて令和9年4月に決定。ただ、成牛は1年早く来年4月から県市場へ出荷を始める。県畜協球磨支所は8月に組合員説明会を開き、牛の運搬を依頼する場合の料金を示し、希望者の取りまとめを進めている▼また、繁殖成績向上を目指して関係機関による「肉用牛生産性向上プロジェクト」も始動。一連の動きが郡市畜産の持続的発展につながることを願う。
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