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  • 2025/09/26 (金)
  •  今月、長崎県の端島、通称「軍艦島」を訪れることができた。昔、長崎市にいた時から間近で見たいと願っていただけに感慨深かった▼明治以降、海底炭鉱として岩礁を埋め立てた人工島は、平成27年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとなって再注目され、今では長崎県の観光スポットに。ただ、海風にさらされて高層アパートの風化が進み、将来は上陸できなくなる可能性があるだけに貴重な機会となった▼その構成資産は、九州、山口を中心に23カ所に及ぶ。端島に向かう長崎港にある長崎造船所の巨大クレーンをはじめ、熊本県内では宇城市の三角西港など各所に点在。ただ、佐賀県の三重津海軍所跡などは見た目は河川公園。その歴史を知らないと遺産の価値は伝わらない▼郡市では「相良700年が生んだ保守と進取の文化」が文化庁の日本遺産に認定されているが、活用や情報発信等が不十分として条件付き継続状態。人吉クラフトパーク石野公園ではパネル展「人吉球磨の玉手箱」が開催中。まずは相良700年の歴史を知り、身近な構成文化財に足を運んではいかがだろう。

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