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2025/09/25
(木)
- 「1年前にも同じようなことがあったな」。ついツッコミを入れたくなる自民党の総裁選が22日に告示された。今回の総裁選は前回も名乗りを上げた男女5人が「ポスト石破」を争う構図。来月4日に新総裁が選出される▼つい1年前。念願の自民党総裁、第102代首相に上り詰めた石破茂氏は新内閣を「納得と共感内閣」と命名。ルールを守る政治を実現することで国民に信頼される政治を目指す考えを示したが、まさか1年で退陣表明に追い込まれるとは誰が予想しただろうか▼首相就任から8日後に戦後最短で衆議院を解散し臨んだ総選挙。そして夏の参議院選挙での大敗の責任を取らされた形だが、未曾有の物価高で苦しい生活を強いられる国民がいる中で政治空白が長引くことは許されない▼「国会議員は賃金アップとか、手取りを増やすとか聞こえの良いことを言っているが、それは一部の大企業だけ。地方の中小企業や零細企業の所得は上らない」―。そんな嘆きが聞こえてきそうな秋の夕暮れ▼少数与党とはいえ比較第1党である自民党の次の総裁が首相になる可能性は高い。新総裁には党勢回復だけでなく国民との信頼回復に注力してほしいものだ。