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2025/05/08
(木)
- こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を図り、母に感謝する―。5月5日の「こどもの日」には冒頭のような意味があるらしい。11日は母の日で、6月は父の日と人吉球磨のギフト商戦も華やかになってきた▼特に母の日商戦はファッションやアクセサリー、花など、父の日商戦と比べてカラフルな印象。久しぶりの休日に母と出掛けると、連休中の帰省客も視野に入れているのか、母の日、父の日“合同”商戦も見受けられた▼少し前「さす九」というワードがSNSでトレンド入りしたのをご存じだろうか。「さすが九州」の略語で、背景には九州地方や九州男児の独特な価値観やイメージが潜み、あまり良い意味では使わないようだ▼母の日商戦の売り場で子どものころを思い出した。保育園で母の日に作ったプレゼントはハンカチを干すハンガーで、父の日はネクタイ掛けか靴べら。「さす九」の言う性差や価値観は九州地方、男性だけに当てはまるのか▼「子どもが何かしていたら休めないだろう」と都合よく解釈し“自宅警備”に明け暮れた連休の最終日は家族で食事に。感謝の表し方、価値観を見つめ直す機会としては有意義な大型連休になったかも…?