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2024/08/27
(火)
- 日々の生活に欠かせない自家用車。移動手段ではほかにもバイクや自転車、公共交通機関もあるが実用性と並び手軽さは随一。その使用が前提の郊外店の数が世態を物語る▼車といえば施行は再来年9月だが、生活道路の法定速度が現行の60キロから30キロに引き下がる。センターラインのない道路はすべてが対象で、身近な道路の大半がこれに該当しよう。登下校の児童など歩行者と自転車を保護するためのゾーン30もすでにあるが、その効果は薄かったようだ▼車ネタをひとつ。3大都市圏以外の政令市で渋滞ワースト1位の熊本市を有する本県。2022年時点の自家用車保有割合を調べたら1.4人に1台と、3人中2人が保有する計算だ。ちなみに東京都は約3.9人に1台。この算出には15~17歳の若年層も含まれるから実数は増えそう▼話を戻すと自宅前の道路はゾーン30だが見通しのよい直線道、さらに出勤で急ぐのか中には倍近い速度の車両も。仮に子どもが飛び出したらと想像できないならば“ヒヤリハット”でも経験せねば危険性の大きさは分かるまい。否、実際に被害を生じてからでは遅すぎる▼とにかく速度超過にはご注意を。