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  • 2024/03/23 (土)
  •  水上村は、市房ダム湖畔の1万本桜で今春も多くの人を魅了。同時に、全国で有名な大学生アスリートの話題でも大きな注目を集めている▼第100回箱根駅伝で2年ぶり7回目の総合優勝を飾ったあの青山学院大学陸上競技部が春季合同合宿を初開催。昨年6月に原晋監督が代表理事の一般社団法人アスリートキャリアセンターと包括連携協定を村と締結していて可能性は高いと思ってはいたが。関係構築に尽力した村当局のすごさに感動すら覚える▼合宿は13日から24日まで11泊12日。桜も最高のタイミングで見頃を迎え、マスコミも駆け付けて新聞、テレビが報じ、経済効果や全国のアスリートへのPR効果は大。「スポーツ合宿の郷」としてのブランド価値の高まりも予想がつく▼義務教育学校「水上学園」の児童生徒は生涯の思い出に残りそうな陸上交流の機会に恵まれた。フレッシュグリーンのユニホームを着た選手にウオーミングアップ法を伝授され、一緒に走るという貴重体験▼全国1718もある市町村から同村を選んだ理由を「水上村の熱量と思いに共感した」と原監督。昔からつながりが深い奥球磨の自治体を含めて期待感から目が離せない。

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