HOME>>瀬音

  • 2022/08/29 (月)
  •  日中のうだるような暑さや気温が25度を超える熱帯夜で眠れぬ夜を過ごし「疲れがとれない」という話をよく耳にした。先週末から朝夕窓を開け放していると肌寒さで目を覚ますことも多くなり、“秋”の気配を感じるようになった▼それとともに、長かった夏休みが終わり2学期をスタートさせた小中学校も多い。休み期間中、子どもたちは家族旅行やレジャーなどを楽しみにしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大が重なったことで中止や変更を余儀なくされ、十分な思い出づくりができなかったことだろう▼そんな子どもたちにとっても秋は、勉強やスポーツに取り組む快適な季節。また、行楽も楽しめ、文化・芸術を堪能するには絶好のシーズン。それに“食欲の秋”ともいわれ、新米のほか、クリやナシなどの果物、魚のサンマなどをおいしく食することができるだけに楽しみな季節でもある▼楽しい秋を迎えるためにも、一日も早い新型コロナの収束が望まれる。岸田文雄首相も感染し、現在はオンラインで公務を続けている。「政府の対策が後手後手だ」と指摘する声も多い。国民を元気づけるためにも「先手先手の対策」を講じるべきだろう。

トップへもどる