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  • 2022/06/30 (木)
  •  6月ながら連日の猛暑日を記録する中、梅雨明けの響きが暑さに拍車をかける。高齢者および乳幼児を持つ保護者は十分な水分補給と室温管理の徹底を▼たいていの家庭と同様、わが家も節約を旨としエアコンは使わずもっぱら扇風機。しかし朝晩を除き、ここ数日は熱風気味で発汗は相当量。肝心の水分は経済的負担を気にせず、がぶ飲みできる水道水で十分だ。ただし常温▼国は広報でエアコンの使用など熱中症への注意を喚起するが電気料金は値上げばかり。さらに今年度からは年金も減額となった。ところが主に首都圏では電力需給ひっ迫を理由に節電の呼び掛け。個別対応の是非はさておき総合的には矛盾を感じる▼参院選における各党の公約もそう。財源および財政健全化を無視した歳出拡大と減税が目立つ。急激なインフレと円安への個別対応と思うが、そのツケは国債や借入金など国の借金となり子々孫々への負担となる。ちなみに、ことし3月末時点の額は約1241兆円▼日本財団が3年前に行った18歳意識調査では、回答者の半数が借金の増額原因を政治家の努力不足とした。また3割が返済は借金を増やした世代が負うべきとも。至極正論である。

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