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  • 2022/06/24 (金)
  •  参議院議員選挙が22日に公示された。熊本選挙区には現職と新人3人の計4人が立候補。一部の関係者の熱心さとは裏腹に話題になることが少ない。それだけ身近な選挙と感じていないためだろう▼過去の参院選熊本選挙区では、与党対野党が激しい戦いを展開。支援する各種団体の運動員らが連日、競うように1票を求めて動き回り、各家庭のポストには候補らの政策や公約が記されたリーフレットが多数投げ込まれ、報道も加熱するなど盛り上がっていたのが懐かしい▼思い起こせは、離合集散を繰り返した末に新たに新党を結成し、一時は新勢力として脚光を浴びていたが目標を達成できずに党名がなくなり、国民の記憶からも消し去られた政党が数多くある▼最近の国政は自民、公明両党の与党支配が続く。野党はこれに対抗しようと、選挙区では候補を一本化して臨んでいるが思うような成果を上げることができていないのが現状。今回も選挙区で野党が一体となった選挙戦を展開している▼そんな中、各紙はきょうの朝刊で序盤情勢として「自公改選過半数超か」と報じた。これが今後の各党の戦い方ならびに投票率にどういう影響を与えるのか注目だ。

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