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  • 2022/06/18 (土)
  •  あす19日は「父の日」。父と乳にちなんだ「父の日に牛乳を贈ろう!キャンペーン」が郡市など12カ所で予定され、女性酪農家たちが牛乳を配布し消費拡大をPRする▼昨年の畜産統計によると、熊本県の乳用牛飼養数は4万3800頭で全国3位。郡市は菊池地域に次ぐ産地で、約100戸が搾乳牛約5000頭を飼養。相良村には球磨酪農農協の工場があり、地元で牛乳とヨーグルトが生産されている▼30年前に比べると戸数は半減したが、規模拡大が進んで飼養頭数を維持。しかし、新型コロナウイルス拡大などで需要低迷、国際情勢による輸入飼料や資材高騰など今後も厳しい経営環境が予想される。だからこそ消費者へのPRにも力がこもる▼特に夏場へ向けた牛乳効果の一つが熱中症予防。運動後にタンパク質と糖質の多い牛乳を摂取することで血液量が増えてリスク軽減になるという。健康が気になり始めた働き盛りの男性諸氏には、晩酌の球磨焼酎だけでなく地元の牛乳にも目を向けて朝の1杯に加えては▼日ごろ仕事に追われて家族サービスを怠り、家庭で肩身の狭い思いをしているお父さんは多いはず。牛乳や贈り物はなくても感謝の一言を。

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