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  • 2022/01/11 (火)
  •  高校と大学受験を控えたこの時期、受験生を持つ家庭は大変だ。寒さが増す風邪対策のみならず、ことしの気掛かりはやはり新型コロナ。家中が神経質となる▼小学生の“お受験”はさておき、大半の中学生と高校生が経験する入学試験。高校受験は前期が今月24日、後期は来月24日と25日。大学は今週末の15日と16日が本番。試験当日の体調や出題傾向など天運もあろうが、関係者には全ての受験生がコロナに振り回されず全力で臨める環境実現への尽力を願う▼受験では、たとえ本人が納得するほどの勉強量でも不安感は拭えない。そこで活躍するのが合格祈願とお守り。太宰府天満宮のほか地元では初詣時や相良村十島菅原神社のグッズに、球磨村一勝地駅の入場券なども定番。さらに、くま川鉄道おかどめ幸福駅の幸福切符もよい▼郡市も経験済みの高校再編をはじめ、少子化による受験生の減少などにより私立大学の場合は定員割れが半数超とか。ことしの大学共通テストの受験生も4年連続で減少し、浪人生は初の8万人割れで過去最少。まさに“全入時代”となりそうだ▼親心の懸命さを知ればこそ、受験は保護者にとっても大きな節目。成功を願う。

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