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2022/01/08
(土)
- ガールズケイリンの尾方真生選手（２２）＝多良木町出身、１１８期＝がトップ級の活躍を見せている。勝利こそならなかったが女王を決める昨年末のガールズグランプリの７人に２年目で名を連ねる快挙▼日本競輪選手会福岡支部所属、ホームバンクは久留米、師匠は藤田剣次選手、姉弟子は女王・児玉碧衣選手。養成所時代になじみの理髪店で聞いたのが最初と記憶▼卒業記念レース優勝後に取材の機会を得ている。色白でまだあどけなさが残る印象だった。同郷や素人でも分かる別格の強さにスポーツ紙等で名前を追い始め、出場レースはユーチューブ等で観戦▼気持ちの良い勝ちっぷりの連続はコロナ禍等でふさぎこんだ気持ちを晴らしてくれるのに十分なインパクト。スタート時に顔を両手で覆うルーティンは、大事な時や緊張する時に取り入れさせてもらっている▼途中の獲得賞金を見て年収を抜かされていることに気づき、年末には大差も羨ましさや悔しさ、刺激よりも、なぜかうれしさ増し増しで鼻高々な気分。地元の若者の活躍がこんなに心踊らせるとは▼競輪に詳しくなく応援しかできないが、緊張や喜びを“共有”できる楽しみを得た。目が離せない。
