HOME>>瀬音

  • 2021/10/29 (金)
  •  熊本県を拠点とするプロスポーツチームの活躍が著しい。サッカーJ3の「ロアッソ熊本」は22試合を終えて13勝2敗7分けの首位。今年度から始まったプロ野球独立リーグ・九州アジアリーグ所属の「火の国サラマンダーズ」は初代王者に輝き、石森大誠投手が中日ドラゴンズからドラフト3位指名を受けた▼プロバスケットボールB2リーグの「熊本ヴォルターズ」は5勝3敗で西地区2位。Bリーグ発足時の平成24年に結成されたチームで、長く中心選手として活躍した小林慎太郎選手は昨シーズン限りで引退。ミスターヴォルターズと呼ばれた同世代の選手がコートを去るのは物悲しく感じる▼競技にもよるがプロスポーツの選手生命は短く、現役中に活躍できるのはごくわずかだが、一心不乱に技術を磨き続け、つらく苦しいトレーニング、けがなど数々の苦難を乗り越えた先にある勝利、プロならではのパフォーマンスが人々に感動を与える。その記録と記憶はずっと語り継がれていく▼プロやアマを問わず、スポーツから学ぶことは多く、適度な運動は心と体の健康にもつながる。以前のようにはいかないが、運動不足の体に少々むちを入れてみようか。

トップへもどる