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  • 2021/08/30 (月)
  •  9月17日告示、29日投開票の日程で実施される自民党総裁選は、次期衆議院選挙を占うだけに郡市民の間でも「どうなるのだろうか」「誰が選ばれるのか」と注目度が高い▼今回の総裁選には菅義偉首相が再選を目指して立候補の意向を示し、前回敗れた岸田文雄前政調会長も正式に出馬を表明。他に下村博文政調会長と高市早苗前総務会長が出馬に意欲を見せているという。前回出馬した石破茂元幹事長は現時点では態度を明確にしていない▼新型コロナウイルスの感染対策を「評価しない」という人が多く、世論調査の結果では菅内閣の支持率が30%を切り発足以来最低を更新。同党内には不安の声がある。それだけに国会議員と党員・党友がどう判断するのか注目だ▼郡市民からは「新型コロナウイルス感染症対策に苦慮している」「昨年7月の豪雨災害からの復旧・復興が道半ばの状態。早く道筋を立ててほしい」などと不満の声も多く聞く。総裁選によってこれらの対策が遅れることは絶対にあってはならないということを肝に銘じておくべきだろう▼国民は総裁選で苦境を打開するための前向きな施策や考えについて活発な議論が交わされることを望んでいる。

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