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  • 2020/11/30 (月)
  •  新型コロナの拡大や7月豪雨災害などで郡市民の話題に上ることが少ない衆議院解散・総選挙。現状では年内、1月解散は見送られるようだが、任期満了を迎える来年10月までには実施される▼平成29年10月にあった前回選挙の熊本4区は、人吉球磨出身者による一騎打ちとなり、小選挙区と比例九州ブロックでいずれも当選。これにより郡市出身の国会議員は衆議院2人、参議院1人の計3人に▼選挙後、人吉市の得票数の現職9283票、元職6914票が話題となり、市民間では「各種団体が一体となって組織型の運動で現職を応援した割には票が伸びなかった」という声を耳にしたことが思い出される▼今回、人吉球磨ではまだ際立った動きは見られないが、次期選挙でも熊本4区は現職2人が争うというのが大方の見方だ。現在まで動きはないが、以前は国会議員を輩出していた県南第2都市の八代市や天草市などの動きを気にかける郡市民もいる▼7月の豪雨で人吉市と球磨村は未曾有の被害を受け、復旧・復興の最中。それに新型コロナ終息の見通しも立たない。前回とは様変わりした選挙となる。情報も得にくく、見極めるためには足で稼ぐしかないだろう。

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