HOME>>瀬音

  • 2020/03/28 (土)
  •  「彼」の反対語はと問われて「彼女」と答えたら「此」が正解。音読みで「彼」は「ひ」、「此」は「し」、だから「彼岸」の反対は「此岸(現世)」。こんなことは承知と笑われそうだが、どこかの本の受け売り▼「彼れ此れ(とやかく)言うな」もその流れか。春の彼岸に牡丹餅を食べたその口から、「言うな」と言われてもつい出た昨今の人吉市議会のこと▼断っておくが、何も反対だからではなく、情勢も少しは理解した上での話。まず、人吉准看護学院提出の補助金の減額中止に対する請願の件。昨年12月議会で全会一致で採択したのに、3月議会に他団体同様に減額が提案され、本会議採決では全会一致の可決▼請願採択はあくまで審議に付すためで、提案と採決は別問題と言われればそれまで。委員会で審議を尽くし、公平の原則に照らし、議長は「十分な説明を」などと執行部に異例の申し入れをしたとはいえ、門外漢には100%の納得はない▼臨時議会での副市長選任は、半年前の8対9がなんと17対0の同意。なぜこの時期に提案?前回の反対理由にあった市財政難の好転はないままに?、というところで紙数が尽きた。機会があれば続編をいろいろ。

トップへもどる