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  • 2019/12/30 (月)
  •  暮れも押し迫り、日本列島の一年を総括する「10大ニュース」が紙面を飾った。ことしも政治、経済、事件、スポーツ、文化、自然災害、芸能など多種多彩なことがあった。「平成」の時代に幕を閉じ、「令和」がスタート。また、台風15号と19号は列島に上陸し、自然の猛威を振るうなど甚大な被害をもたらした▼人吉球磨はとなると、新しい首長や議員も誕生した4年に一度の統一地方選挙、人吉球磨スマートインターチェンジと、それに伴う道の駅「人吉」の開駅、人吉市新市庁舎建設計画など、さまざまなニュースが多く、定評どおりの「にぎやか」な一年だった▼統一地方選挙を翌春に控え、候補者らの動きが活発化し、「正月休みに何かが起こりそう」という緊張感があった昨年とは大違いで、ことしの暮れは「平穏無事」。さすがにイノシシ年の一年は“猪突猛進”駆け抜ける早さだった▼振り返ると、水面下を含め多様な動きがあり、情報やうわさが飛び交ったが、それを取捨選択し読者に届けることができたのか、反省点が多々ある。新しい年の教訓、課題にしたい▼令和2年も郡市民が何を望み、何に耐えているのか、掘り下げた記事の提供を心掛けたい。

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