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不戦の誓い 次世代へ 五木村戦没者追悼式(2026/04/23) (2026/04/23)
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献花する遺族会の人たち
 五木村戦没者追悼式が22日、同村頭地の戦没者慰霊塔前広場で厳かに行われ、戦禍に倒れた英霊に対し哀悼の誠をささげるとともに、改めて恒久平和への決意を新たにした。
 追悼式には、木下丈二村長と、村議会の早田吉臣議長、遺族、関係者ら約40人が参列。
 全員で国歌斉唱、黙とうの後、木下村長は、ウクライナ情勢や中東での軍事的緊張にふれ、「平和の基盤は決して揺るぎないものとは言えない」と強い危機感を表明。ダム問題に揺れた村の苦難の歴史を振り返りつつ、「戦争の悲惨さと平和の尊さを風化させることなく、確実に次世代へ伝えなければならない」と訴えた。
 早田議長が「今日の平和は尊い犠牲の上に築かれている」と追悼の言葉を述べ、田中良喜自衛隊家族会会長も、厳しさを増す安全保障環境を直視し、平和な社会の実現に向けた努力を続けることを誓った。
 その後、参列者たちが慰霊塔に向かって白菊を献花した。

●遺族会存続も岐路に “孫の代”への移行難しく
 戦後81年を迎え、追悼式の終盤、遺族会を代表して謝辞に立った五木村遺族会の岩崎己智男会長の言葉には、遺族会存続への危機感がにじんでいた。
 「遺族会を中心的に担ってきた『戦没者の子ども世代』は、既に80歳を超えた」。岩崎会長は、会員の急激な高齢化と、それに伴う組織維持の難しさを率直に語った。
 村内の遺族会世帯数も、昨年からさらに3世帯減少し、現在は52世帯。一人暮らしの会員が亡くなるケースも増えており、「自分もいつまで務められるか」という不安が、会全体を覆っている。
 組織存続の鍵として掲げるのが「孫の世代への移行」。しかし、そこには大きなハードルがある。平日の日中に開催される追悼式などの行事には、仕事を持つ現役の孫世代は参加しにくい。
 「名前を連ねていただくだけでもありがたい」と岩崎会長は話す。行事への出席は難しくても、会員としてつながりを持つことで、会の灯を消さないことが重要だという。
 「家庭の中で戦死した身内の話をよくして、お孫さんに戦争のことを伝えてほしい」。岩崎会長は最後に、参列した遺族たちに呼び掛けた。
 戦争を直接知る世代がいなくなる中で、いかにして記憶を継承していくか。組織の若返りと体制改善をことしの目標に掲げる岩崎会長の訴えは、地域社会全体に重い課題を突き付けている。
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