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球磨清流学園1年生 震災由来のヒマワリ種まき(2026/05/28) (2026/05/28)
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地域の人に教わりながら一緒に種をまく1年生
 令和2年7月豪雨で浸水被災し、解体された球磨村の渡小学校跡地で26日、球磨清流学園(恒松龍治校長)の1年生11人と地元老人クラブの渡ニコニコ会(鵜口和一会長)が阪神淡路大震災にルーツを持つ「はるかのひまわり」の種をまいた。
 ヒマワリは、平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災で、当時11歳(小学6年生)だった加藤はるかさんが兵庫県神戸市の自宅で被災して亡くなり、半年後、自宅の跡地に咲いた花が原点。記憶の伝承、復興の象徴として各地に広がった。
 一方、渡小は球磨川と支流の小川の合流点近くに位置し、令和2年7月豪雨による河川氾濫で校舎や体育館、プールなど全ての施設が水没。児童は村内の一勝地小学校や球磨中学校の敷地の仮設校舎を経て、同6年4月に同学園が開校した。
 子どもたちに命の大切さを伝え、災害に負けず希望を持って育ってほしいと、渡小の近くに住む小川豊明さん(72)が神戸の「はるかのひまわり絆プロジェクト」から種を譲り受け、渡小時代の同3年から歴代の児童が花壇に種をまいている。
 当初はここに通えなくなった渡小の児童が訪れ、花が咲いた後は種を採取して次の学年がまいた。球磨清流学園の子どもたちに引き継がれた種は、水害から6年、記憶や経験のない世代が増えていく中で「球磨村のひまわり」を咲かせ続ける。
 地元の自主防災組織の会長でもある小川さんは、阪神淡路大震災とヒマワリの由来、6年前の豪雨災害について説明。「31年前、震災から生き抜く勇気と希望をくれた花。球磨村にも球磨清流学園の大きな花を咲かせましょう」と呼び掛けた。
 その後は、渡小時代から残る花壇でニコニコ会の会員に教わりながら小さな手で1粒ずつ種をまき、応援に駆け付けた同村のマスコット「球磨太郎」も一緒に友達と仲良く「大きくなぁれ」と願いを込めて柔らかな土を優しくかけていた。
 浦野明依さん(6)は「みんなと種まきができてうれしかった。大きな花が咲いてほしい」と笑顔を見せた。
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