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資源循環型農業に意欲 山江村の企業委託型地域おこし協力隊の3人(2026/05/29) (2026/05/29)
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4月から山江村で活動する永野さん、永本さん、神田さん(左から)
 山江村の企業委託型地域おこし協力隊の3人は、カブトムシと同村のクリの残渣などを使った資源循環型農業のシステムを構築しようと、本格的に活動を始めた。
 同村は、産業の振興や地域の課題解決を図る目的で、農業を行う秋田県の(株)トムシ、ハード・ソフトウエア開発などを手掛ける熊本市東区の(株)ライズナーと3月に連携協定を締結。
 3人は2社の合弁会社ヤマエノトムシ(株)(高江大作代表、同村万江)に勤務。同村山田の牛舎跡で産業廃棄物のシイタケの廃菌床をカブトムシの餌に替えて生育、クリの残渣を生かす検証や幼虫を養殖魚の餌にする研究、成虫を使ったPRにも取り組んでいる。
 永本颯平さん(23)=奈良県大和郡山市出身=は主に現場の管理を担当。工業地帯で育ち、図鑑で昆虫に関する知識を得たという。近畿大学経済学部を経て(株)トムシに就職した。ケンタウルスオオカブトが好き。「代替飼料になり環境に役立つところが面白い。農業を営む人に知ってもらうことから始める」と意欲満々。
 神田旭さん(29)=神奈川県厚木市出身=は主に研究を担当。カブトムシで博士号を取るため山口大学大学院に在籍中。「急速に体が大きくなり、短い寿命で太く短く生きるのがたくましい」との理由で日本のオオカブトが好き。「資源循環システムをつくる。山江村は自然が豊かで文化が受け継がれているところが素晴らしい」と話す。
 永野快さん(23)=長崎県諫早市出身=は、主に飼料作りなどを担当。自然環境問題などが学べる鳥取大学に進学。幼いころから昆虫に興味があった。タランドゥスオオツヤクワガタの角の形が好き。「万江川がきれいでカワゲラ類などの水生生物がいて感動した。より多く菌床を分解、クリの残渣の利活用を目指す」と意気込む。
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